学院長からのメッセージ
私が大学院の学生だった頃に疑問に思っていたことがあります。それは
、「18歳前後に受けた大学入試の結果でその後の人生のコースが決まってしまうなどというのは、あまりにも前近代的な教育のありようではないか」ということでした。アメリカでは、当時既に様々な年代の人が大学や大学院で学んでいました。学ぶのに年齢は関係ありません。学びたい時が学びに適した時で、それは人によって違
います。「いつでも学びたい時に学べる」、そんな環境を創りたいという想いが募りました。 当時まだ日本では、社会人が改めて勉強したいと思ってもその受け皿がなく、情報もありませんでした。また、大学生にしても、自分のいる大学に不満があって他の大学に移りたいといった時に、なかなか必要な情報が得られませんでした。 そこで、
高校卒業後社会に出て改めて大学に入ろうとしている人、別の大学に入り直そうとしている人、大学院に進学したいと思っている人など、一人ひとりの想いに向き合い、夢を叶えるお手伝いをしたいと、1989年2月に日本編入学院を立ち上げました。ちょうどこの年の11月9日に、
ベルリンの壁が崩壊するという歴史的な出来事がありました。まさに東西の冷戦の構造が瓦解したわけで、これは私が目指す、
硬直化した日本の教育システムを変える、教育の民主化、教育の自由化の象徴となるような、一種のシンクロニシティーといえる出来事ではないかと感じ、大いに勇気づけられたのを覚えています。 以来34年、たくさんの生徒さんを合格に導いてきました。これは当校独自の
少人数制ゼミ授業と
個別指導によるところが大きいと思います。
日本編入学院は「個」を大切にします。ご質問・ご相談にはいつでも対応させていただきますので、遠慮なくご連絡ください。